ダイハツを完全子会社化するトヨタの思惑は?

トヨタがダイハツを完全子会社化するというニュースが流れ、なかなかの衝撃を受けました。

トヨタがダイハツの株を全取得するため、ダイハツは上場廃止になるのだそうで。

ダイハツのブランドはなくならず、存続するようですが。

これまでもダイハツはトヨタの意向を無視できない立場にはありましたが、これでいよいよトヨタの言いなりというわけです。

そこまでするトヨタの思惑とは何なのでしょうか。

ひとつは新興国向けの販売網を低コストで充実させたいということがあるでしょう。

もうひとつは、やはりトヨタがあまりコンパクトカーの開発を得意としていないという現状があると思います。

トヨタはハイブリッドカーの販売は絶好調であるものの、通常のガソリンエンジン車においては、フィットやノートなどに対抗できるコンパクトカーを販売できていません。

ヴィッツが健闘してはいますが、月ごとの販売状況を見ると、なかなかフィットやノートを上回ることができず、デミオに抜かれる月もあるくらいです。

その他のコンパクトカーも、カローラルミオンが販売を終了したほか、bBも間もなく生産終了になり、ラクティスなど他にも多くの車種が今年中に生産終了となる見込みです。

こういった現状を見ると、トヨタは、ハイブリッドカー、高級ミニバン、高級セダン、オフロード四駆などのジャンルで他を寄せ付けない人気車種を持っているものの、コンパクトカーではやや苦戦していると言えます。

そんな状況を打破するために、軽自動車を中心に生産しているダイハツの力を借りて競争力のあるコンパクトカーを発売することで、コンパクトカーの分野においても市場を独占したい考えなのでしょう。

新型ソリオやイグニスなどでコンパクトカー市場での存在感を高めてきているスズキに対しての警戒感もあるでしょうね。

そのスズキに対しても提携話を持ち掛けているという噂もありますが…

トヨタといえば、ミサワホームが危機に陥ったときにその支援にあたり、そこで得たノウハウをトヨタホームの全国展開に役立てたとか役立ててないとか…

トヨタは、自動車生産において世界有数のメーカーであることはもちろんですが、経営の巧妙さにおいても世界から注目される存在なのではないかと思います。

トヨタが新型ソリオに対抗する新型コンパクトカーを発売するとの噂もあり、もしスズキとの提携話が本当なら、スズキがどういう反応を示すのか興味がありますね。

ちなみに、トヨタホームの家に住んでいると、オーナーだけのトヨタ車の特別値引きがあるという噂があるのですが、本当なのでしょうか…

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